お知らせ

ARCHIVEアーカイブ

【必ずご覧ください】内視鏡検査を予約された方へ(必要書類につき先頭掲示しています)

内視鏡検査(上部内視鏡・大腸内視鏡)を予約された方は、

以下より書類をダウンロード・印刷をし、

内容を確認したうえで記載および署名をお願いします。

記載および署名した書類は、検査当日にクリニックまで持参ください。


上部内視鏡検査(いわゆる胃カメラ)はこちら



大腸内視鏡検査はこちら


診療および検査をスムーズにおこなうため、できる限りマイナンバーカード保険証利用をお願いします。来院時にはマイナンバーカードをお持ちください。

院長 池原 伸直


施設基準等で定められている保険医療機関の書面掲示

令和7年4月現在、当院は以下の施設基準を満たしております。

医療情報取得加算
 電子資格確認等により診療情報・薬剤情報を取得し、診療に活用しています。

質の高い医療を提供するために「医療情報取得加算」の算定要件を満たしております。

• オンライン資格確認を行う体制を整備しており、マイナンバーカードを用いた保険情報の確認が可能です。

• オンライン資格確認を通じて取得した診療情報(受診歴、薬剤情報、特定健診情報等)を、必要に応じて診療に活用しています。

これにより、過去の受診内容や服薬情報などを把握したうえで、より安全で適切な診療を提供することが可能となります。

医療DX推進体制整備加算

診療情報の適切な管理と共有を通じて質の高い医療の提供を目指し、「医療DX推進体制整備加算」の施設基準を満たしております。

具体的には以下の取り組みを行っています。

• オンライン資格確認を行う体制を有しており、受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行っております。

• 電子処方箋の導入を推進しています。

• 電子カルテ情報の共有サービス(医療情報連携ネットワーク等)を導入予定、または検討しています。

これらの体制により、患者様一人ひとりの診療情報をより正確に把握し、連携医療の強化と安全・安心な医療提供を実現いたします。

外来感染対策向上加算

感染症の拡大防止のため、外来感染対策向上加算の施設基準を満たす体制を整備しています。

・感染防止対策に関する研修を受けた医師らが看護師等とともに、感染対策に関する業務を行っています。

・手指衛生や咳エチケットの励行、発熱患者の動線分離など、感染拡大を防止するための取り組みを行っています。

・必要に応じて、他の医療機関や保健所等との連携体制を確保しています。

明細書発行体制等加算

保険診療に係る費用の透明性を確保し、患者様に安心して受診いただけるよう「明細書発行体制等加算」の施設基準を満たしております。

• 療養担当規則に基づき、診療明細書を無償で発行しております。

短期滞在手術等基本料

日帰りで対応可能な特定の手術等について、患者の負担を軽減しつつ、質の高い医療を提供できる体制を整えております。一定の手術等において「短期滞在手術等基本料1」を算定しております。

外来ベースアップ評価料

医療従事者の人材確保および処遇改善を目的として「ベースアップ評価料(Ⅰ)」を算定しております。

この評価料は、医療従事者の賃上げや働きやすい職場環境の整備に充てられるものであり、質の高い医療サービスの提供に寄与することを目的としています。

今後も、患者様に信頼される医療を提供できるよう、体制の強化と人材育成に努めてまいります。

池原クリニック

院長 池原 伸直


【更新】保険医療機関間の連携による病理診断について

保険医療機関間の連携による病理診断の要件が見直され、すべての病理診断を医療機関で行うための環境が整備されつつあります。

それは、医療機関ではない検査センターにおける「病理検査報告」をうけて消化器内科医のみで診断する流れから、病病連携/医医連携において「病理診断」がなされ、相互の医師(消化器内科医と病理診断医)が緊密に連携した上で診断をおこなう時代への移行を表しています。

消化器内科領域、特に消化器内視鏡領域において、内視鏡診断と病理診断を正しく整合させることは最も重要な事項のひとつです。ゆえに、ばらつきのない安定した病理診断が必要不可欠となるわけです。

私たちが目指すものは、担当病理医と共に、皆さんに対して医療を提供すること、つまり、みなさんが診断の精度に安心でき、誰が診断したかがわかる「病理診断」を提供することと考えています。

池原クリニックと、せんば病理診断科クリニックは医療連携しております。どのように医療を行い、そしてどのように診断しているか、そして相互に連携することが重要と考えます。

令和4年6月1日に、厚生労働省 近畿厚生局に『保険医療機関間の連携による病理診断の施設基準に係る届出』 が完了しております。

尚、せんば病理診断科クリニックで病理診断がなされた検体は、病理診断料と病理診断管理加算1が算定されます(病理診断料は保険医療機関間での按分となります)。

詳しくは以下のリンクを参照ください。
https://semba-pathology.com/cooperation/

ひきつづき皆様の健康を守り、管理できるよう、微力ではありますが日々精進いたします。

令和4年6月1日

池原クリニック 内科・消化器内科 

院長 池原 伸直

せんば病理診断科クリニック 

院長 仙波 秀峰


4月の午前診察について

通常午前中の診察は、上部内視鏡検査の影響で、曜日により待ち時間が長くなっております。

ただし、下記カレンダー黄色枠の午前中は、比較的待ち時間が短くなることが予想されます。

また、クリニック診察券があれば、ホームページ右上のインターネット予約に進んでいただき、当日の診察予約(順番予約)が取れます。
参考にしてください。

ホームページの診療時間欄を確認して、来院ください。

なお、内視鏡検査や内視鏡結果説明、血液検査、その他検査などの予約診察(時間帯予約: webからの予約はできません)されているかたは、予約時間に来院ください。

院長 池原 伸直


マイナ保険証利用のメリットついて

マイナンバーカード保険証(マイナ保険証)の利用により、資格情報等(加入している医療保険や自己負担限度額等)がすぐにわかり、円滑な保険医療が行われます。当院は、オンライン資格確認を行う体制を有しており、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な情報を取得、活用し、質の高い医療を提供できる状況にあります。

またマイナンバーカードの保険証利用された方には、リアルタイムな情報が取得可能な、いわゆる電子処方箋を開始しています。このシステムの良い点は、現時点では以下と考えます。
当院での処方情報は、支払基金・国保中央会が運用する電子処方箋管理サービスに登録され、皆さんのマイナポータルを通じて直ちに確認できます。そしてスマートフォンなどでPDFでのダウンロードができ、デジタルデータとして個々に処方情報の管理が可能になりました。

今後は、電子カルテ情報共有サービス(サービスの開始日時未定)が普及される予定です。準備が整い次第、随時導入いたします。

さらに、内視鏡検査や内視鏡治療の際には、マイナンバーカードを用いたオンライン資格確認による薬剤情報取得は安全な検査・治療に非常に役立っております。
マイナンバー保険証から、診療予約・受付管理、電子カルテ、内視鏡機器、超音波診断装置、内視鏡ファイリング、PACS・DICOMまで、全てのシステムをシームレスに連携させ、いわゆるヒューマンエラーがなくなりました。

窓口でのマイナンバーカードを用いたオンライン資格確認を、そして正確な医療情報を取得・活用し、より良い診療を実施するためにマイナンバーカードの保険証利用を推奨いたします。

医療情報取得加算(令和6年6月1日より)

【初診時】

マイナ保険証を利用しない場合 加算1 3点 (月1回)

マイナ保険証を利用した場合 加算2 1点 (月1回)

【再診時】

マイナ保険証を利用しない場合 加算3  2点 (3月に1回)

マイナ保険証を利用した場合 加算4  1点 (3月に1回)

マイナ保険証の利用促進に向け、マイナ保険証についての国民の皆様のご理解を促すことを目的に、健康保険組合連合会において、動画広報コンテンツが制作・公開されてます。下記のYouTubeをご覧ください。

https://youtu.be/yEYTxfd5Emg?si=iI6PD82lNlfB45N7



池原クリニック 

院長 池原 伸直


【お知らせ①】新しい超音波診断装置導入しました

この度、新しい超音波診断装置(腹部エコー検査装置)を導入しました。
前の装置をかなり長く愛用してましたが、10年が経ち、これからは新しい機器での検査となります。

何社かデモをしてFUJIFILM社(ARIETTA 50)の機器に決定しました。検査機器のモニターが大きく、何よりも画質が好みです。またコンパクトで小回りがよく、クリニックでの検査には最適と考えてます。すでに何人かの患者さんに検査しておりますが、大変満足しています。

またシステムクラフト社の協力で、アイネット・システムズ社の電子カルテ、検査予約・受付管理のドクターキューブ社、とのシームレスな連携が内視鏡検査と同様に可能になりました。

マイナンバーカード保険証利用をする事で、診療予約・受付管理システムに連携、速やかに電子カルテに連動されます。電子カルテから超音波診断装置に患者属性が送られて、検査を開始する準備が整います。
検査で取得した画像は、当方の検査用サーバーに永年保存されます。
検査終了後、電子カルテを通じて、さらに大きな説明用のモニターで画像をみてもらいながら説明ならびに診療を行います。

このように種々のシステムを連動させる事で、最大限にヒューマンエラーを減らすことが出来ています。

安全・安心の診療や検査を心がけていきます。引き続きご協力をよろしくお願いします。

院長 池原 伸直


【お知らせ②】内視鏡検査(上部内視鏡・下部内視鏡)のちょっとした紹介を

令和5年7月12日から、新たな内視鏡検査システムを運用してきております。それについて簡単にご紹介します。

内視鏡検査は事前予約制になっております。
検査(上部内視鏡・下部内視鏡)の当日に、お持ちのマイナンバーカード(マイナ保険証)で診療検査受付をされると、診療予約・受付管理システムに連携され、速やかに電子カルテに連動されます。

内視鏡検査前に、看護師が問診を実施し電子カルテに記載します。そして検査準備(前処置等)を行います。

内視鏡検査をする際には、電子カルテと内視鏡ファイリングシステムが連携し、FUJIFILM社製の内視鏡システムに患者属性が送られて、内視鏡検査を開始する準備が整います。
検査直前に担当する医師が、現在の症状など状態を確認します。

内視鏡検査で取得した画像は、ファイリングシステムを通じてPACS・DICOM画像に変換され、当方の 検査用サーバーに永年保存されます。

このDICOM内視鏡画像は電子カルテに連動しており、診察室ではモニターに映し出されます。検査説明の際には、内視鏡画像を大きなモニターでみてもらいながら病状などを説明します。

われわれは、マイナンバー保険証から、診療予約・受付管理、電子カルテ、内視鏡機器、内視鏡ファイリング、PACS・DICOMまで、全てのシステムをシームレスに連携することが可能にしています。

マイナ保険証からの連携により、医療事務作業が削減され、そしてヒューマンエラーを最大限まで減らすことに成功しています。皆さんが安全・安心に内視鏡診療を受ける事ができると考えてます。

池原クリニック

院長 池原 伸直

内視鏡システム ELUXEO 7000システム 富士フイルム社

https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/endoscopy/endoscopy-processors/eluxeo-7000-system

内視鏡ファイリング・PACS・DICOM システムクラフト社

https://www.systemcraft.co.jp/

電子カルテ AI・clinic Vega アイネット・システムズ社

https://www.ains.co.jp/system/ai-clinic/

診療予約・受付管理システム ドクターキューブ社

https://jtc.doctorqube.com


GW期間の診療について

GW期間中の診療検査は、暦どおりにおこないます。
下記のカレンダーを参照してください。

院長 池原 伸直


令和6年度診療報酬改定による変更点と留意点について

令和6年6月1日から、厚生労働省の診療報酬に関して変更点がありましたので、当方で関係するものを列挙して説明させていただきます。

生活習慣病の中でも特に高血圧症、糖尿病、脂質異常症(高脂血症)を重点的に指導するよう要請がありました。これらの疾患は、おおむねはじめは自覚症状がなく、進行すると動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞、慢性腎臓病、脂肪肝からの肝硬変へなど、と気づかぬうちに病状が一気に、そして悪化する傾向があります。長期的に合併症が出現することを防ぐために、これまでの特定疾患として管理していた枠組みから一段上げ、生活習慣病として厳重に管理指導せよ、とのことです。
これからは、主治医と患者が共有する生活習慣療養計画書が必要になり、書面に双方の署名が必要となりました。療養計画書の同意と署名(初回のみ)にご協力ください。
病態が安定している高血圧、糖尿病、脂質異常(高脂血症)の患者さんには、28日を超える長期処方(当院では最大2か月)やリフィル処方箋(当院ではリフィルは原則2回のみ、1回の処方は1か月とします)の対応をします。

また厚労省は、医療DXを推進するよう、マイナ保険証の利用(当クリニックでは半数の方が利用されています)を推奨しています。
医療機関においては、それによるオンライン資格確認の義務化、電子機器を用いマイナンバーカードの情報の閲覧、さらに電子処方箋への普及、患者情報を医療機関間で共有(電子カルテ情報共有サービス)などの体制整備中です。
当クリニックでは、マイナンバー保険証から、診療予約・受付管理、電子カルテ、内視鏡機器、超音波診断装置、内視鏡ファイリング、PACS・DICOMまで、全てのシステムをシームレスに連携することが可能にしています。
そして医療DX推進の体制を進めていきながら、質の高い、安全・安心な診療を目指していきます。以後、電子処方箋や電子カルテ情報共有サービスともに随時導入するよう準備しております。(電子処方箋は令和7年3月より稼働)

電子処方箋って何かな?という方は、下のYouTube動画を見てみて下さい。
https://youtu.be/rrjDGiCCdlo?si=70kUAmwLFEPe1VYT

よりよい質の高い地域医療をおこなうために、まずは皆さま、マイナ保険証の利用をお願いいたします。

最後に、様々な改定がなされる中「ベースアップ評価料」という算定項目が新たに導入されました。これは診療所、特に内科領域で診療報酬が総じて減らされる中で、特に看護師などの国家資格を持った業種の待遇維持を目的としたものと考えております。
日常診療において、保険診療内での医療サービスを維持できるよう、そしてより良い医療を提供するために診療点数に加点するものと考えていただければと思います。
当クリニックでは、医療スタッフのベースアップによりモチベーション向上を図り、安心して医療を受けていただける環境を整えます。

池原クリニック 

院長 池原 伸直


【不活化帯状疱疹ワクチン(シングリクス)】について

帯状疱疹って知っていますか?聞いたことがありますか?

最近テレビなどで取り上げられることが多くなりました。
診察中に、帯状疱疹ワクチンについて聞かれることが多いので、参考にしていただければと思います。

帯状疱疹の原因ウイルスは、水痘帯状疱疹ウイルスです。
このウイルスは、年少期に水痘(水ぼうそう)として発症し、治癒した後も知覚神経節に潜伏します。
帯状疱疹とは、知覚神経節に潜伏していたウイルスが再び活性化し発症するものであり、典型的な症状として疼痛を伴う皮疹が出現します。
加齢免疫低下などにより、帯状疱疹の発症しやすくなります。

日本では、50歳以上の人は体内に抗体を保有しています(既にウイルスに感染していると考えられています)。
よって帯状疱疹を発症する可能性があり、80歳までに3人に1人が帯状疱疹になると報告されています。
日本では、50歳代から発症率は増加し、70から79歳で最も高くなることが報告されています。

帯状疱疹は合併症を起こし、最も多い合併症は帯状疱疹後の神経痛です。
その神経痛症状は極めて激烈で、負担はとても大きいです。
そのほかにも様々な後遺症をきたす症状が報告されております。
高齢化が加速するわが国においては、帯状疱疹の予防はとても重要です。

発症予防には、ワクチン(特に不活化ワクチン:以下のシングリックス)が有効なんです。

今回、当クリニックで導入するシングリックス(帯状疱疹ワクチン:乾燥組換え帯状疱疹ワクチン)は、水痘帯状疱疹ウイルスに対する免疫を既に持ち、帯状疱疹を発症するリスクが高い人において、非常に有効的に働くように開発されております。
既存の生ワクチンをはるかに超える効果が報告されております。
またシングリックスは、50歳以上の帯状疱疹に対する安全性も評価されました。
現在まで、カナダ、米国、欧州、オーストラリア、中国で承認されております。
日本は、2018年3月に「帯状疱疹の予防」を効能・効果として製造販売の承認がされてます。

当初は、深く認識されておりませんでしたが、いまでは新聞・テレビ・SNSなどで情報が広がり、現在ようやく接種が広がりつつあります。
このワクチンは、50歳以上が接種できる注射となっております。
帯状疱疹発症の予防という観点から、現在は自費の扱い(昨年より兵庫県は一部助成があります)となります。
ご興味のある方は説明いたしますので、診察室で気軽にご相談ください。