【更新】保険医療機関間の連携による病理診断について
保険医療機関間の連携による病理診断の要件が見直され、すべての病理診断を医療機関で行うための環境が整備されつつあります。
それは、医療機関ではない検査センターにおける「病理検査報告」をうけて消化器内科医のみで診断する流れから、病病連携/医医連携において「病理診断」がなされ、相互の医師(消化器内科医と病理診断医)が緊密に連携した上で診断をおこなう時代への移行を表しています。
消化器内科領域、特に消化器内視鏡領域において、内視鏡診断と病理診断を正しく整合させることは最も重要な事項のひとつです。ゆえに、ばらつきのない安定した病理診断が必要不可欠となるわけです。
私たちが目指すものは、担当病理医と共に、皆さんに対して医療を提供すること、つまり、みなさんが診断の精度に安心でき、誰が診断したかがわかる「病理診断」を提供することと考えています。
池原クリニックと、せんば病理診断科クリニックは医療連携しております。どのように医療を行い、そしてどのように診断しているか、そして相互に連携することが重要と考えます。
令和4年6月1日に、厚生労働省 近畿厚生局に『保険医療機関間の連携による病理診断の施設基準に係る届出』 が完了しております。
尚、せんば病理診断科クリニックで病理診断がなされた検体は、病理診断料と病理診断管理加算1が算定されます(病理診断料は保険医療機関間での按分となります)。
詳しくは以下のリンクを参照ください。
https://semba-pathology.com/cooperation/
ひきつづき皆様の健康を守り、管理できるよう、微力ではありますが日々精進いたします。
令和4年6月1日
池原クリニック 内科・消化器内科
院長 池原 伸直
せんば病理診断科クリニック
院長 仙波 秀峰