CLINIC INTRODUCTION院内紹介
当院はウイズコロナとして感染対策および新しい診療体制の構築を行なっています。
診療所の環境整備を行い、感染管理を行っています。
患者さんや医療従事者の感染防止のため頻回に消毒剤を用いて殺菌・除菌を行なっております。
従来より内視鏡機器および器具に関しても十分な感染対策を実施しておりますが、院内(待合室、診察室、検査室)の消毒に関しても、オゾン発生装置を用いて殺菌・除菌および消臭を行なっています。
夜間には次亜塩素酸水専用の超音波噴霧を行なっており、安心して受診していただく環境を提供させていただいております。
患者さんの感染防止のため、医療従事者の感染防止のために個人防護具等を使用しています。
日本消化器内視鏡学会の提言では、内視鏡検査を行う際に医療従事者の感染防御が強く望まれています。
内視鏡検査および受付業務を含めて、マスク、フェイスシールド、ゴーグル、ガウン、エプロン、グローブなどの感染防護具を使用しています。
診療所内では、患者さんにもマスクの着用をお願いしております。
また防護具に使用により増加している感染廃棄物の処置も環境問題および感染問題に配慮しながら適切に行っております。
感染拡大のなか、冷暖房効率を向上させて頻回の換気を行なっています。
院内の感染拡大防止には、頻回の換気が必要とされています。
私たちは日本医師会の提言に準じて適切に行っています。
その上で特に環境問題に配慮しながら、現行の空調システムの円滑な運転と冷暖房効率を向上させるために、さまざまな対策を講じています。
地球環境にとても優しいオゾンガスで除菌・消毒や消臭をおこなっております
オゾンは自然大気中に存在しており、酸素からできています。オゾンは他の物質に酸化分解しやすい不安定な性質で、独特の匂いを持つ不燃性の気体です。
オゾンの特徴は、強力な除菌力です。オゾンの持つ酸化力(分解力)により、強い除菌作用をもち、その強さは塩素の約7倍とされております。細菌やカビ、ウイルスなどに対して除菌効果を示し、消臭効果も期待できますし、耐性菌の心配も軽減されます。また水中や空中でも利用できることから、診療所、病院、老人保健施設、食品工場、ゴミ処理場など様々な分野の施設で利用されています。オゾンは、分解し酸素に戻りやすい性質を持つため、環境と人にやさしい特徴があります。経済的にも効率的な、地球環境にやさしい除菌方法と考えています。
わたしたちは以下の機器を使用しています。待合室、診察室や検査室などで、オゾンガスを用いた消毒や除菌、消臭を行っております。
オゾン除菌・脱臭機Ozone Air Generator AIR BUSTER(アルソック)
オゾンは芳香剤のように強い香りで臭いをごまかすのではなく、悪臭成分を酸化分解することにより消臭します。AIR BUSTERは、内部にある2個のオゾン発生装置からオゾンが排出され、ファンにより放出する仕組みをとっております。様々な環境下で、強力にあらゆる菌やウィルスを除菌・不活性化させるだけではなく、オゾンの持つ特性により耐性菌を発生させません。奈良県立医科大学などの報告では、オゾンガスにより新型コロナウイルスが不活化されることが世界で初めて確認され、感染防止に役立つと考えられています。
- 空気中の浮遊菌からドアノブなどについた付着菌まであらゆるウイルスや細菌を分解して除菌します。
- 人感センサー搭載で60cm以内に障害物を検知するとオゾン放出を停止するセーフティ機能を搭載しています。
- 人がいる環境下で安全に利用出来る様に、オゾン濃度が自動に調整されています。
オゾン除菌・消臭器(オゾンと紫外線のマルチハイブリット)Lyon 3.0(タムラテコ)
Lyon3.0は、1台で「オゾン分解」と「紫外線照射」の2つの効果を生み出します。
空気から生まれた「オゾン」と太陽光に含まれる「紫外線」は、それぞれが空気中にある菌・カビ・ウィルスを除菌・分解する能力にとても優れています。しかも、薬剤を使わないので残留物の心配がほとんどありません。オゾンと紫外線の2つの効果で、徹底的に除菌・消臭を行います。
- UV-C(波長 253.7 nm) OZONE(波長184.9nm)の両方で、消臭と除菌をします。
- 機器はコンパクトですが、効率的な内部エアフローを行い、部屋の空気をきれいに保ちます。
- オゾンを直接放出しない紫外線ランプ方式であり、独特のオゾン臭が苦手な患者さんにも安心していただけます。
奈良県立医科大学(微生物感染症学矢野寿一教授、感染症センター笠原敬センター長)とMBTコンソーシアム(感染症部会会員企業:クオールホールディングス株式会社、三友商事株式会社、株式会社タムラテコ、丸三製薬バイオテック株式会社)の研究グループは世界で初めてオゾンガス曝露による新型コロナウイルスの不活化を確認しました。また、その不活化の条件を実験的に明示することにより、実用性を学問的に示しました。